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自宅のBUFFALOルータ(WZR-HP-G300NH)のトレントクライアント機能を使っていたが、ファームウェアのアップロードをした後、1トレントファイル分ずつしか処理できなくなった。
そこでLinuxにトレントサーバを構築することとした。
下記コマンドを入力し、インストールする。
apt-get install transmission-daemon transmission-cli
設定ファイル(/etc/transmission-daemon/settings.json)を編集する。
※設定ファイルを編集する場合はtransmission-daemonを停止しておくこと。
vi /etc/transmission-daemon/settings.json
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※以下必要に応じて編集
接続元制限:OFF
"rpc-whitelist-enabled": true, →false
ダウンロードディレクトリの指定
"download-dir": "/var/lib/transmission-daemon/downloads",
一時ダウンロード領域(ダウンロード中のディレクトリ)指定
"incomplete-dir": "/root/Downloads",
"incomplete-dir-enabled": false, → true
ブラウザアクセス認証
"rpc-authentication-required": true
"rpc-username": "transmission",
"rpc-password": "passowrd",
torrentファイルの削除
"trash-original-torrent-files": false, →true
アップロードスピード制限
"speed-limit-up": 100, →0
"speed-limit-up-enabled": false, →true
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デーモンリロード
/etc/init.d/transmission-daemon reload
ブラウザで9091ポートにアクセスする。
http://(サーバIPアドレス):9091/
確認環境:Debian6(Squeeze)
「/etc/apt/sources.list」ファイルを編集する。
下記の1行をコメントアウト。
deb cdrom:[Debian GNU/Linux 6.0.1a _Squeeze_ - Official i386 NETINST Binary-1 20110320-15:03]/ squeeze main
下記4行のコメントをはずす。
#deb http://security.debian.org/ squeeze/updates main
#deb-src http://security.debina.org/ squeeze/updates main
# deb http://ftp.debian.org/debian/ squeeze-updates main
# deb-src http://ftp.debian.org/debian/ squeeze-updates main
確認環境:Debian6(Squeeze)
「/etc/network/interfaces」ファイルに追記する。
【DHCPサーバから自動設定したい場合】
auto eth0
iface eth0 inet dhcp
【固定IPにしたい場合】
auto eth0
iface eth0 inet static
address 192.168.0.101
network 192.168.0.0
netmask 255.255.255.0
broadcast 192.168.0.255
gateway 192.168.0.1
dns-nameservers 192.168.0.1 192.168.0.2
Debian6(Squeeze)のインストールCDを使ってそのままVAIO(PCG-Z505GR/K)にインストールすると、
NICが認識できないため事前にファイルを準備しておく必要がある。
インストール作業を行う前に事前に「firmware-linux-nonfree_0.28_all.deb」を入手しUSBフラッシュメモリに保存しておく。
下記URLから入手可能。
http://ftp.jp.debian.org/debian/pool/non-free/f/firmware-nonfree/firmware-linux-nonfree_0.28_all.deb
保存先はUSBフラッシュメモリのルートでOK。
インストールCD-ROMから起動して進めていくと、ネットワークハードウェアの検出の段階でファームウェアファイルが要求される。
【表示メッセージ内容】
見つからないファームウェアファイル:e100/d101m_ucode.bin
そのようなメディアを今利用できるのであれば、それを入れて続けてください。
リムーバブルメディアから見つからないファームウェアをロードしますか?
ここであらかじめ準備しておいたUSBフラッシュメモリを差し込み、「はい」を選択して続ける。
ちなみに、CD-ROMでベースシステムのインストール後に認識させる方法は以下のとおり。
別PCで「firmware-linux-nonfree_0.28_all.deb」ファイルを入手し、USBフラッシュメモリのルートに保存しておく。
そのUSBフラッシュメモリを差し込んだ後、次のようにコマンドを実行していく。
【USBフラッシュのマウントからDHCP自動取得まで】
mkdir /mnt/usbfm
mount -t vfat /dev/sdc1 /mnt/usbfm
cd /mnt/usbfm
dpkg --install firmware-linux-nonfree_0.28_all.deb
umount /mnt/usbfm
ifconfig eth0 up
ifconfig →eth0が追加されたことを確認
dhclient eth0